子どもに体験させたい自然と現代美術

画像 東広島現代美術プログラム2012・宇山の自然と作品を再び鑑賞したいと訪れてみました。
谷あいから爽やかな秋風が吹いてきます。一週間も経つとすっかり秋の色、白い蕎麦の花が咲き、田も少し黄金色に色づいています。
宇山はすっかり秋の深まりを感じさせ、私たちを迎えてくれました。
福島氏の透明な牛の作品が蕎麦畑の中に展示されています。透き通った牛の身体にも秋色の風が通り抜け、今年も蕎麦畑に可憐な白い花が咲き、牛が「も~」と喜んでいるように感じます。

白い花が咲く蕎麦畑 透明な牛のオブジェ
作家は福島俊を氏 「風と牛と蕎麦畑と」


 透明な牛の身体の中で紙垂が風にゆれています。蕎麦畑に五穀豊穣を願って作家も牛を神と感じ紙垂をされたのでしょう。そういえば先週訪れた「牛神社」がこの近くにありました。この宇山では牛も過酷な農作業の労働力、牛を大切にしながら共に暮らし、神として扱われていたのでしょう。蕎麦の花が咲き、実を付ければもう直ぐ収穫です。作品からその喜びが伝わってきます。

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    白い蕎麦の花が咲く畑に牛のオブジェが         透明な牛の身体の中に神の魂、紙垂が風にゆれて


 再び訪れた目的は安広神社の現代アートでした。息を切らしながら108段の石階段を登ると安広神社の鳥居が現れてきました。一礼をし一呼吸、神社の社は見えませんが鎮守の森に囲まれた苔の境内、どんな神殿に出会えるのか自然と気持が高まってきます。少し歩くと・・・遠くに穏やかな淡い光が降りそそいでいる社が見えてきました。何て神秘的なのでしょうか安広神社には神々しい幻想的な光りと空気が漂っています。この感動はやっとここまで歩いて来たことへのご褒美・・神様に感謝です。

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      宇山の安広神社の境内                神楽殿には村中氏の「宇山の空気」の作品が

 目的であった「こだま・木霊・子魂」の作品と精霊に会いたいと再び宇山に訪れたのです。
拝殿でお参りをして・・現代アートは何処かな? ご案内のボランティアの方から拝殿に専用の伝声管が置いてありますのでこの前で声を出してくださいと。ニッコリ・・・・さあ木霊の精霊と語らいができる・・・。
きっと「山の神」か「樹木の精霊」の声が聞こえてくるはず~~・・
大きな声で「やっほ~」と叫んで・・・耳を澄ましてみると拝殿の奥からスピーカーの声で・・やっほ~と・返事が返って来た。・え~~?? 臆せず再び大きな声で「ヤッホ~」・??・私には精霊の声ではなく電気の精からの声に聴こえてしまいました。

 神楽殿では村中保彦氏の作品である「宇山の空気」・・・アイアンと白い和紙の造形が展示されています。
風が吹くと白い和紙がゆっくりと回転し舞っています。
私もそっと~息を吹掛けると神の精が舞ってくれます。鎮守の森と淡い光に白い和紙の精が舞い踊る、それは巫女達が私たちを歓迎して神と一緒に喜びながら舞っている様子に見受けられます。ここでは精霊と豊かな時を過ごさせて頂きました。神様と村中さんに感謝の気持で一杯です。


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   宇山の棚田は少しづつ黄金色になっています              コスモスの花が咲いています

 ようやく暑さも終り、朝夕はしのぎやすい毎日となりました。宇山の田園風景は秋色に包まれつつあります。
私たちは早めの秋の訪れを堪能してきました。
宇山の稲と蕎麦は今年は豊作のようです。これも自然の神々に感謝ですね。

子どもは感受性が敏感な時期です。
子どもの感性は五感を通じて入ってくる外界の刺激から認識し、感受性が育ちます。
日本の四季の移ろいと自然の営み、自然の美と現代アートをゆっくりと心で感じさせてあげてください。
都会では味わうことができない宇山の田園風景、子どもの心に日本の原風景として残ることと思います。

現代アートの展示会は23日で終りますが美しい秋は益々深まってきています。


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